「暗黙のルール」で成り立っていた!
同業者への配慮が生んだルール6つ
■トラックの世界には暗黙のルールが存在する
「ビタ付けみたいな車間詰め」に「急な車線変更」と
乗用車ドライバーが嫌がるトラックの動き!
マナー違反にみえる走りはトラックドライバーにとって
苦肉の策だった
■休憩中のドライバーがいるまわりでは配慮が求められる
■トラックを停めるときは周囲の状況を読み解く必要がある
トラックドライバー同士には通じるルール
道路の上には、交通ルールとは別に、現場で自然に
受け継がれてきた暗黙のルールがある。
それは明確に定義されたものではなく、毎日ハンドルを握り、
時間と荷物と道路状況に向き合っているトラック
ドライバーたちが、経験のなかで身につけてきた作法の
ようなものだ。そんな暗黙のルールを知らないと
「なぜそんな駐め方をするんだろう」「どうしてそんなに
間隔を空けるんだろう」と思うこともあるかもしれない。
しかし、車体が大きく、死角も多く、簡単には動けない
トラックには、トラックならではの事情がある。
とくにその暗黙のルールが表れやすいのが、駐車場や
サービスエリア、道の駅、コンビニなどでの休憩中だ。
走っているとき以上に、限られたスペースをどう使うか、
まわりのドライバーにどれだけ配慮できるかが問われるのだ。
そこで今回は、トラックドライバー同士にしかわからない
暗黙のルールを、休憩や駐車の場面を中心に紹介していこう。
寝ているドライバーの近くは静かに
トラックドライバーにとって、仮眠はただの休憩ではなく
次の運転を安全に続けるための、大事な仕事の一部。
深夜のサービスエリアや早朝の道の駅では、カーテンを
閉めて仮眠しているトラックが並んでいることがあるが、
そんなとき、隣でドアを勢いよく閉めたり、大声で電話を
したり、エンジンを無駄に吹かしたりするのはNG。
もちろん、出発準備で多少の音が出ることはあるだろうが、
できるだけ静かに動くのが基本ルール。ドアを閉めるときも
少し気をつけたり、仲間同士での会話や寝ている
トラックの近くでは声のトーンを落としたりする。
必要なときは“コンコン”で知らせる
ただし、どうしても声をかけなければならない場面もある。
たとえば、相手のトラックが出入口をふさいでいて自分が
出られないとき。荷下ろしの順番が来ているのに本人が
気づいていないとき。ライトがつきっぱなしだったり、
荷台の扉が少し開いていたり、タイヤや車体に異常が
見えるときなどが、それにあたる。
そんなときは、いきなり大声で呼んだり、ドアを強く
叩いたりしない。まずはドアを軽くコンコンと叩くのだ。
そしてこのコンコンにもトラックドライバー同士の
暗黙のマナーがある。
強くバンバン叩くのではなく、あくまで控えめに知らせる。
相手が起きたら、用件は短く伝えるのだ。休憩中の車内は
仮眠場所であり、半分プライベート空間でもある。
だから、必要がないのにむやみに叩くものではない。
けれど、本当に必要なときの“コンコン”は、迷惑ではなく
助け合いになる。つまり休憩場所では「寝ている人の
邪魔をしない」が基本ルールだ。
冷凍車・冷蔵車は駐める場所に配慮する
冷凍車や冷蔵車には、普通のトラックとは違う気遣いがある
。荷物の温度を守るため、休憩中でも冷凍機を止められない
ことがあるからだ。この冷凍機の音は、意外と大きくて響く。
昼間なら気にならなくても、深夜の静かな駐車場ではかなり
目立つくらいの音がするのだ。そのため冷凍車・冷蔵車の
ドライバーは、余裕があるときには駐める場所を考えるのも
ルールのひとつ。
駐める場所としてNGなのは、仮眠しているトラックの
真横や建物の入口近くだ。できれば少し離れた場所や、
音が響きにくい場所に駐めるのが理想だが、駐車場が混んでいて
選べないこともある。トラック同士なら、その事情もわかって
いるからこそ、どうしようもない場合はお互いさま、
と相手を思いやるのもこれまた暗黙のルールといえる。
ただ停めればOKではない
大型枠は次の人のために綺麗に駐める
大型車用の駐車枠は、広く見えても実際には余裕がない。
とくに大型トラック同士が並ぶと、少し斜めに駐まっている
だけで隣のクルマが入りづらくなる。出るときも、角度が悪いと
何度も切り返すことになる。だからトラックドライバー同士では、
枠内にできるだけ真っすぐ駐めることが重要視される。
自分が駐められればそれで終わり、ではない。隣のクルマがドアを
開けられるか、あとから来るクルマが入れるか、先に駐まっている
クルマが出るときに困らないか、などと考えて駐めるのが、
プロ同士のマナーでありルールだ。
枠外に駐めるときほど、動線を読む
サービスエリアや道の駅では、深夜になると大型枠がいっぱいに
なることがある。どうしても正式な枠に入れず、やむを得ず
枠外に駐める場面もある。そんなときに重要なのが、
ほかのクルマの動線をふさがないことだ。
具体的には、出入口をふさがない、通路を狭くしすぎない、
ほかのトラックが切り返すスペースを残す、朝早く出る
クルマの前をふさがないなどがあるが、ベテラン
ドライバーほど、空いている場所を見つけてもすぐには入らない。
ここに駐めたら誰かが出られなくならないか、
朝になったら混む場所ではないか、大型が曲がってくる
角度にかぶっていないか、といったケースを考慮して、
すべてがクリアなら駐めるというプロセスを踏むからだ。
ほかのトラックの後方に停車しない
これはそのトラックがバックできなくなるということ
以外にも色々と理由がある。バックに関していえば、
トラックは前に出るだけでなく、状況によっては
一度バックして角度を作らないと出られないケースが
考えられるが、ほかにも荷降ろし場・待機場・SAやPAでは、
後ろ側から次のような作業や確認をすることがある。
たとえば後部ドアやゲートを開ける、荷台・封印・
テールランプまわりの確認、トレーラーの連結・切り離しや
エアホース確認などがそれにあたる。
つまり、トラックの後ろは単なる空きスペースではなく、
動くため・作業するための逃げ場ということなのだ。
そこを塞ぐと、前に出られそうに見えても実際には
身動きが取れなくなることもあるため、
基本の暗黙ルールとしてほかのトラックの後部には
駐車しないのだ。
ここまで紹介したトラックドライバー同士の暗黙のルールだが、
知らない人から見ればトラックドライバーだけが知る
秘密のように見えるかもしれない。
しかし、その中身をよく見ればほとんどはとてもシンプルで、
人のことを考慮するという意識の上に成り立っている
ものばかりだ。つまり道路の上だけでなく、
駐車場や休憩場所にも、プロ同士の無言の
やり取りがあるというわけだ。
【引用元:WEB CARTOP】
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/65895fa1d4b41e9794f46816b21e3db41a55f9ed/
暗黙のルール!
日本特有の物なのかな?
同業者への気配りが出来ていて良いと感じます。
大変さやこれされたら嫌だという事が明確だから
出来るのかと思います。
一部のマナーもくそもない人もいますが
これは何事にも一定存在するので仕方がないかもしれません。

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