夏到来の米国でコロナ感染再拡大

新変異株「FLiRT」が症例の7割

全米で新型コロナウイルス(COVID-19)の変異株KP.3、KP.2、LB.1の
感染者数が急増している。米疾病対策センター(CDC)の報告によると、
直近1週間で陽性率は1.4%、救急外来受診率は23.3%、入院率は25%、
死亡率は14.3%上昇した。なぜ夏になって感染者が増えているのか、
安全にすごすためにはどんな対策を取ればよいのかと困惑する声も
多く聞かれる。

■コロナ感染、なぜ増えている?

昨年12月から今年5月まで、全米の新型コロナ感染の主流は
オミクロン株から派生した変異株JN.1だった。
しかし、この2カ月間で、JN.1から新たに派生した3つの
変異株KP.3、KP.2、LB.1が感染例の70%以上を占めている。

通称「FLiRT(フラート)」と呼ばれるこれら3つの変異株は、
ワクチン接種によって作られる抗体が標的とするスパイクたんぱく質を
コードする遺伝子に複数の変異があり、免疫系をより効果的に回避し、
より効率的に感染を広げる可能性がある。今年に入ってから
まだワクチン接種を受けていない人や、半年以上前に自然感染した人は、
KP.3、KP.2、LB.1に対する免疫が低い。
これが、今夏の感染拡大の一因となっている。

■「FLiRT」は重症化につながるか?

幸いなことにKP.3、KP.2、LB.1への感染が重症化につながることを
示唆するエビデンスはない。
大半の感染者は、のどの痛み、発熱、咳、体の痛み、疲労感など、
これまでの変異株と同様の症状を経験する。

ただし、感染者数の増加とともに、高齢者や免疫力が落ちている人に
感染が広がりやすくなっており、そうなれば重症化事例も増えるだろう。
こうした人々が感染すると、呼吸困難を発症し入院が必要に
なるおそれがある。

■2024年を安全に乗り切るための3ステップ

コロナ感染が再拡大する今夏、自分自身と周囲の人々の安全を
守るためにできる対策がある。

まず、体調が悪いと感じたら、自宅で抗原検査をしてみることだ。
陽性反応が出たら、症状が治まるまで他の人との接触を避けよう。
症状があるのに抗原検査キットで陰性だった場合は、医療機関で
PCR検査を受けることを検討しよう。

次に、夏の間に大勢で集まって楽しむ催しを企画するなら、
屋外で開催するようにしよう。風通しのよい屋外空間なら
感染リスクが低くなる。暑さのため屋内を会場にせざるを
得ない場合は、ゲストに事前に抗原検査を呼びかけることも検討しよう。

最後に、秋になったら最新のワクチンを接種しよう。
米食品医薬品局(FDA)は先日、今後のワクチン製剤においては
JN.1系統に加え、可能であればKP.2系統も標的とするよう
製薬会社に勧告した。新しいワクチンは今秋に接種できるようになる
予定で、最近流行している変異株に対してより優れた抗体反応が得られる。
感染予防の点でも、何より重症化を防ぐためにも、ワクチン接種が
最良の手段であることに変わりはない。
【引用元:Forbes JAPAN】
https://news.yahoo.co.jp/articles/3337e4f9681e09143f186e8c73fa33c018b88971

新変異株が7割とのことで流行しているのですね。
日本にも近々やってきて流行しそうですね。
私と子供たち4人はワクチン今まで接種しておらず
これから先もしばらく接種つもりはありませんので
感染対策を実施していきます。
コロナには私も2度感染して家族も感染したことがありますが
結論的にインフルエンザの方が症状と体への負担はキツイですね。
皆様も諸々の感染症にご注意くださいませ。

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