千葉豪雨で車両1万5000台が被害か

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「乗らない・進まない勇気が必要」指摘…

金子国交相「全国で起こりえる」

[都市型水害 検証 千葉豪雨]<上>
 全国初の「レベル5大雨特別警報」が出た千葉豪雨から
13日で1か月となる。当時、半日足らずで千葉県各地に
300ミリ超の雨が降り、排水しきれない水が路上にあふれる
「内水氾濫」が多発。水没車両の4人を含む13人が亡くなった。
レベル5の雨は石川、富山、福井県にも降り、8日は東海地方も
豪雨に見舞われ、各地で被害が出た。「異常気象」という
言葉だけでは済まない事態に、国全体で対応を迫られている。

【動画】万が一に備えて覚えておきたい、
水没した車からの脱出方法

「閉じこめられた」

冠水で車が動けなくなった千葉駅周辺
(8月13日、千葉市中央区で)

 「助けてください。車に閉じ込められて水が入ってくる」。
8月13日午後10時過ぎ、千葉県内43市町村の119番を
受ける「ちば消防共同指令センター」(千葉市中央区)に
焦った様子の女性から通報が入った。

 この日は午後6時過ぎから救助を求める通報が殺到。
管制員は「消防車がいっぱい出ているので約束はできないが
向かわせます。窓を割れれば割って」と応じるのが
精いっぱいだった。女性はその後自力で脱出したが、
応答できないまま切れた電話も多数あった。

 県内には千葉、船橋、松戸の3市に指令センターがあり、
午後6時~翌日午前0時の通報受理は計2179件。
前年同時間帯の約6倍で、各センターは応援要員を
呼んだが、交通網の混乱で到着できない人も多かった。
千葉市の管制員、小林敦哉さん(27)は振り返る。
「今できることをやるしかないと必死だった」

帰宅時間帯
 雨のピークは午後6時台だった。
気象庁の千葉市中央区の観測点では、午後7時までの
1時間に107・5ミリの猛烈な雨を観測。多くの市民が
家路を急ぐ帰宅時間帯に道路の冠水が発生した。
浸水による車の立ち往生を経験した千葉市美浜区の
男性(74)は「雨の中では動かないのが正解だった」
と当時の行動を悔やむ。

 出先から帰宅しようと、車で出発したのは午後7時半頃。
雨が少しおさまっていた。「普段使う国道は冠水しやすいから」
と慎重を期して市道に車を向けた。冠水していたが
「大したことはない。どこかで水がなくなるだろう」
と進んだ結果、動けなくなって車を乗り捨てた。
5台ほどの対向車とすれ違ったことも「この先は大丈夫だろう」
と判断を狂わせたという。

 道路に取り残された車は、千葉市管理道路だけで
約2500台。国、県、他市町村管轄分も入れると
約3100台に上る。駐車場で浸水した車もあり、
車両保険請求ベースだと、千葉県内で少なくとも
1万5000台以上が被害に遭ったとみられる。

 東京通信大の松尾一郎特任教授(防災行動学)は
「道路が冠水するような雨の時は『運転しない』という
文化をつくっていかなければならない。車に『乗らない』
『進まない』という勇気が必要だ」と指摘する。

アンダーパス、半数以上が浸水
 路上にあふれた水は、アンダーパスにも流れ込んだ。
千葉県内では冠水の恐れがあった103か所のうち、
半数以上の53か所が水につかって少なくとも
車47台が水没し、2か所で各1人が亡くなった。
県が通行止めにした9か所では、冠水や渋滞で職員の
現場到着が遅れ、冠水発生の自動通報から通行止めまで
平均約1時間かかった。

 事態を重く見た国土交通省は先月31日、
千葉豪雨で車3台が水没して男性1人が亡くなった
国道16号村田町アンダーパス(千葉市中央区)について、
全国の国道の中で初めて冠水前でも通行止めにする
予防的通行規制を行うと発表。その後、全国の6か所も
規制対象に追加した。いずれも「レベル4大雨危険警報発表」
や「1時間雨量50ミリ」などが規制発動基準となる。

 国交省によると、自治体管理分は全国に3700か所以上ある。
本紙が全国の主要157自治体に実施した取材では、
千葉豪雨を受けて規制に乗り出す自治体も出始めているが、
緒に就いたばかりだ。「予防的規制を実施する人的余裕がない」
(秋田市)などと、実施の難しさを訴える自治体もある。

 そのため国交省は、予防的通行規制だけでなく、
自動や遠隔で動かせる遮断機など車両の進入を物理的に
防ぐ対策も推奨。金子国交相は3日に千葉市内を視察後、
「(豪雨被害は)千葉のみならず全国で起こりえること。
この教訓を防災対策にいかす」と強調した。
【引用元:讀賣新聞オンライン】
https://news.yahoo.co.jp/articles/38f472b8b82476c037d17e61833896c5a6bdabbe

特に都会は冠水してしまうと車への被害が多くなりますね。
地下駐車場は完全にダメですし車の台数も多いので
被害が甚大です。
今年は水害が非常に多くなっており各地で対策が
重要となっているでしょう。
私は河川の氾濫に備えて家も車も保険に入っていますが
1つの安心となりますが、保険が下りればよいだけでは
ありませんので各地域の対策が進むことを願います。
年々、ゲリラ雷雨の勢いが増していますので。

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