「2024年問題」で新たな仕組み

農産物の集荷と輸送を分担 (秋田県)

続いてはトラックドライバーの時間外労働の規制強化に伴い
物流の停滞が懸念されている「2024年問題」です。
一人のドライバーが担っていた農産物の集荷と輸送を
分担するなど新たな仕組みづくりが横手市で進められています。

「2024年問題」の影響を懸念するJAや運送事業者などで
作る協議会は、横手市の農産物の輸送で新たな仕組みづくりを進めています。

農産物を各JAから500キロ以上離れた首都圏の市場まで運ぶ長距離輸送。
これまではトラックに農産物を積み込む集荷と、農産物を運ぶ輸送を
1人のドライバーが担っていて、慣例的に続いてきましたがこれを
分担する取り組みを進めています。

作業を分担することで1人のドライバーの拘束時間は減り、
時間外労働の短縮が図れます。

輸送方法の検討や調整などが必要ですが、
トラックの稼働台数が1週間あたりで10台減り、
ドライバーの労働時間もおよそ2割削減できたということです。

協議会は新たな仕組みを来年度から本格的に運用することにしていて、
農産物以外の輸送にも採用して2024年問題を乗り切っていきたい考えです。
【引用元:ABS秋田放送】
https://news.yahoo.co.jp/articles/53cb69af152031d78d9a635c7c3bdb0ae999cd07

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