甲子園へ強行軍の応援団に「2024年問題」

バス代高騰で「赤字になっても生徒に応援の機会を」

直行できず乗り継ぎ必要にも
 高校野球の夏の甲子園で、アルプス席の応援団が「2024年問題」に
直面している。バス運転手の休憩のために乗り換えが生じたり、
移動費がかさんだり。学校関係者は「安全のためにはやむを得ない」と
理解を示しながらも、費用捻出に苦慮している。
(小松夕夏、津田啓生、次井航介)

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袴に変な踊り、ばらまかれる「ミスト」…新時代のアルプススタンド

 4月からバスなどの運転手の時間外労働に対する規制が強化され、
ドライバーの休息期間を延ばすなどの対応が必要となった。

 21日に初の決勝進出を決めた関東一(東東京)の応援団は、
3回戦まで0泊3日の強行軍で東京~甲子園を往復した。
準々決勝以降は京都市などに宿泊、23日の決勝戦まで滞在する。
準々決勝から応援する2年の大槻玲陽さん(17)は
「僕たちの声が選手の後押しになればうれしい」と話した。

 16日の明徳義塾(高知)との3回戦は、約700人がバスで
駆けつけた。前日午後8時過ぎにバス18台で東京を出発、
翌日午前5時頃に京都市周辺で別会社のバス18台に乗り換えて
甲子園へ。試合を終え、バスを乗り継いで東京に着いたのは
17日午前6時頃だった。

 今年3月の選抜出場時は、バスは甲子園に直行した。応援団の旅程を
組む三原直也教頭は「旅行会社から、2024年問題で乗り換えが
必要になったと言われた」と変更の経緯を説明する。
1台2人体制の運転手36人は京都市周辺にとどまり、
応援団が戻るまで休憩した。

 乗り換え用のバスを新たに手配した結果、東京~甲子園間の
1台のグループあたりの費用は選抜時に比べ約20万円増え、
1回につき約100万円になった。

 生徒の負担は3回戦までは1人あたり5000円だったが、
宿泊代も必要となる準々決勝以降は3万円に増額。OBらからの
寄付のほか、約500万円を目標にクラウドファンディングも
実施しているが、決勝進出で滞在が延びても負担額は変えないため、
学校の持ち出しは増えていく形だ。

 三原教頭は「甲子園は応援する側も勇気をもらう。赤字になっても、
多くの生徒に応援の機会を与えたい」と話している。
【引用元:讀賣新聞オンライン】
https://news.yahoo.co.jp/articles/b76c4389fbbab07c4783af20a3098a760672f955

甲子園より遠方で勝ち残る高校は大変ですね。
3回戦まで0泊3日で東京~甲子園は応援団の方々は
大変お疲れになったかと思います。
甲子園での活躍は8月中ずっと報道されて
学校としての広告としては効果が大きいと思います。
次年度の入学希望者にも影響があります。
常連の強豪校はいつも通りかと思いますが他の高校にとっては
大きいと思います。
今の時代はクラウドファンディングで集めることが出来ることは
素晴らしいですね。IT進化のメリットですね。

明日は決勝戦がおこなわれます。
東京都VS京都府
東と西の都対決はどちらに軍配が上がるのか?
楽しみですね。

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