「出生率0．99」に危機感

2024年6月26日 2024年6月26日

wunder2023

各候補が対策強化訴え　都知事選

　厚生労働省が公表した2023年の人口動態統計によると、
1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す「合計特殊出生率」が
東京で1を割り込み0．99となった。

　少子化が加速すれば、街の活力維持にも悪影響をもたらしかねない。
都知事選（7月7日投開票）で、各候補は少子化に対する危機感を表明し、
対策強化を訴えている。

　小池百合子知事（71）はこれまで、0～18歳の都民への月5000円支給や、
高校授業料無償化の所得制限撤廃などに取り組んできた。
子育て世帯の経済的な負担を抑えるのが狙いで、こうした施策については
「若いママさんパパさんたち、これから結婚しようと思っている方々にも
大きな希望を与えてきた」と語る。

　3期目に向けては、第1子の保育料無償化や無痛分娩（ぶんべん）への
補助といった新規施策を打ち出す。
「子育て、教育にお金のかからない東京」を目指すという。

　これに対して、少子化の原因を「非婚化が進んでいるから」と分析するのは
蓮舫前参院議員（56）だ。「将来への不安を取り除けば、結婚などの夢を
諦めずに済む」と、まずは若者の所得を向上させることが最優先と強調する。

　具体策としては、都の非正規職員の正規雇用化を提唱。都と契約する
企業に賃金の引き上げを求める条例の制定も掲げる。

　前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏（41）は、「少子化は国全体の問題。
自治体レベルで議論しても意味がない」と持論を述べた上で、
教育への投資を主張。業務を支援するスタッフを小中学校に配置し、
教員の負担軽減を目指す。

　タレントの清水国明氏（73）は、病児保育施設の増設による
共働き家庭支援を訴える。元航空幕僚長の田母神俊雄氏（75）は、
若者の都民税減税を重視する。　
【引用元：時事通信】
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dbab69dfe9e14a71f98b7519eaa05f16af13038

年々少子化が進んでおり未来への不安が解消されないですね。
少子化問題の解決は中々難しいですね。
そもそもが結婚をしない若者が多く非婚化が進んでいる事もあります。
非婚化が進むと出生率も比例して下がります。
何故、非婚化が進むのかとそれに対する解決が必要ですが
これは簡単ではありませんね。
子供にお金がかかるからと思われている点もあるかと思いますが
それより以前の問題が大きいのかなと考えます。
子供の事も含めて将来への不安により非婚化が進んでいると
言われておりそれに対する政策を提言されていますが
本当にそれで結婚する事への後押しと子供をつくる事への
後押しとなるか疑問な感じがあります。

インターネットが普及する前の時代では結婚する事が
当たり前の空気感がありましたがインターネット普及後は
情報を簡単に得ることが出来て自分の都合に良い事ばかり
インプットしてしまい簡単に悪い流れを作ってしまっています。
非婚者の結婚しない事への意見や既婚者の結婚してからの
不平不満だけを都合よく解釈してしまうと結婚しないことを
選択してしまうと感じます。人は弱い生き物ですので
やはり流されてしまいます。
「結婚＝デメリット」と解釈してしまい独身で自由に生きていきたいと
思ってしまうのは仕方がないとも感じます。
古い人間の考え方だと現在では言われるかもしれませんが
私自身は子孫を残すことは生まれてきたことへの恩返しであるという
考えがあると同時に親から受けた恩を子供に返す番だと思っています。
子供を育てる過程でやはり自分が子供の頃を思い出して
その時の親の気持ちがわかるようになりました。
感謝しかないですね。その感謝に報いることは自分の子供に
同じようにしてあげる事かと考えます。

結婚及び子育てでの良い事を知っていただいて非婚化を抑制できれば
いいですがそれは難しいので、ぶっ飛んだ政策があっても良いのではないかと
考えます。しっかり条件づけたうえで「結婚祝い金」を給付したりも
良いのではないかと考えます。
都知事選のニュースで子供を作った際の祝い金が
倍々になることも拝見しましたが、ある意味では
有りなのではないかと感じました。
全ての人が納得する政策などは存在しませんので
非婚化から出生率低下への対策は未来の日本が
かかっていますので世間からするとぶっ飛んでいると
思われるぐらいで良いかと考えます。
世間の顔色だけを見て自分の立場を最優先して
平々凡々と無難な事だけをする政治家が沢山いても
ただの烏合の衆ですので革命家と言われるような人が
誕生してほしいですね。