8割の消費者 農産物値上げに理解

Logistics-issues.jpg 物流2024年問題

物流24年問題〝価格転嫁受け入れる〟

 物流の2024年問題について、日本農業新聞は消費者アンケートを
行った。輸送コスト増加に伴う農産物値上げについて、8割が
「受け入れる」と回答した。ただ、許容できる値上げ幅は限定的で、
支出を抑えたい消費傾向も浮かんだ。農産物の持続的な流通へ、
増えるコストを社会全体で負担する機運の一層の醸成が課題で
あることが浮き彫りになった。

 24年問題について、7割が「関心がある」と回答した。
トラック運転手の労働環境を改善することは、8割以上が
「良いことだと思う」
と理解を示す。

 運転手の賃金を含めた増加するコストを農産物価格に
転嫁することを「受け入れられる」とした人は8割に上る。
ただ、値上げ幅の上限を尋ねると、「5%まで」(34%)が最も多く、
「1割まで」(29%)と合わせると過半を占めた。

 農産物値上げを「受け入れられない」としたのは全体の2割。
物価高であらゆるモノやサービスの値段が上がる中、購入頻度の
高い食品の支出を抑えたい傾向が見られる。

 一方、「値上げの理由を詳しく説明してもらえれば納得できる」
(埼玉県・40代女性)といった指摘があり、コストの開示など
納得感を得られる情報発信が鍵となる。

 運転手不足の影響は農産物流通が最も影響を受けるとされる。
農産物や食品が以前より購入しづらくなる場合、問題視するとの
回答が計96%に上った。

 本紙は今年8月下旬に、全国の10~60代の男女556人に、
インターネットで聞いた。(鈴木雄太)

<ことば> 2024年問題
 トラック運転手の労働規制が強化され、国内の輸送力が大幅に
低下すること。民間シンクタンクは25年には全国の荷物の
28%、30年には35%が運べなくなる
と試算する。
【引用元:日本農業新聞】
https://news.yahoo.co.jp/articles/184dbf8e4d26781b2d3dba3992c0496f8c19efb2

ちゃんと物流コストに反映されて運送会社の赤字減少に
なってほしいですね。
上がった分をどこかが搾取して今までと変わっていないような
世の中にだけはなってほしくないですね。

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