「ラストワンマイル」担い手の倒産が過去最悪

Logistics-issues.jpg 物流2024年問題

忍び寄る宅配クライシス

 個人宅への配送など、物流の最川下である
「ラストワンマイル」を担う軽貨物運送で倒産が
急増している。帝国データバンクによると、
2023年1~10月に発生した倒産は35件で、
過去最多を更新中であることが分かった。
10月末までの負債1000万円以上・法的整理による
倒産を集計した。

 軽貨物運送は、コロナ禍によるEC需要の高まりを
追い風に参入が相次いだ。個人宅への配送を請け負う
ラストワンマイル物流の担い手として、重要度が高まる
領域でもある。

 一方で、人件費や燃料価格の高騰によるコスト負担が
増加するなど、逆風にも直面している。
運賃単価の引き上げ交渉が厳しいことや多重下請構造を背景に、
コスト増に見合う十分な運賃収入が得られない事業者も多い。
22年度の最終損益が赤字と回答した企業は23.9%で、
減益を含めた「業績悪化」は56.9%にのぼった。

 帝国データバンクは「フリーランスの委託ドライバーや
小規模零細企業など、件数に表れない廃業を含めれば、
より多くの軽貨物運送業者が淘汰されている可能性がある」
と指摘する。重くなる負担に耐え切れず、事業継続を断念する
事業者が今後も増加する可能性は高い。質の高い宅配網を維持
できなくなる「宅配クライシス」は、すぐそこに忍び寄っている。
【引用元:ITmedia ビジネスオンライン】
https://news.yahoo.co.jp/articles/cae28028893d29f0b34e5e41c7de41db03ae96c6

「ラストワンマイル」はこれから
ドンドン厳しい状況になっていくと思います。
賃金と仕事量のギャップがうまり待遇が
改善されない限りなりては増えず衰退のみです。
現状のこの足回りの状態で当日配送を推進している事に
無理があります。やるならばそれなりの対策をしないと
意味がありません。

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