流行語年間大賞は「ふてほど」!
ドラマ関連ワードは「倍返し」以来11年ぶり TBS快挙
今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選
2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、都内で発表され、
年間大賞に「ふてほど」が選ばれた。俳優の阿部サダヲ(54)主演で
今年1月期に旋風を巻き起こしたTBS金曜ドラマ
「不適切にもほどがある!」の略称。ドラマ関連ワードが大賞に
選ばれるのは、2013年に大賞に輝いたTBS日曜劇場「半沢直樹」の
名ゼリフ「倍返し」以来、11年ぶりとなった。
【写真あり】ふてほど「純子役」の河合優実 劇中で披露した
ワンレンボディコン姿が話題に
「新語・流行語大賞」は84年にスタート。ユーキャンとの提携で
04年から現在の名称に改称された。選考は「現代用語の基礎知識」
編集部の調査による30のノミネートから、選考委員会が10語を選んだ。
「ふてほど」は宮藤氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。
主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)に
タイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小
川市郎(阿部サダヲ)。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで
縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。
毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、
「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」
「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマを
ミュージカルシーンに昇華。コンプラ社会に押し付けがましくなく
一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、SNS上で大反響を呼んだ。
選考委員は、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏
(漫画家・コラムリスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、
室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、
大塚陽子氏(「現代用語の基礎知識」編集長)。「ふてほど」
大賞受賞について「大手自動車メーカーの認証不正、パーティー券
収入の収支報告書不記態など、2024年は不適切事案が目白押しであった。
一方、昨今強化されているのがコンプライアンス。
企業は顧客・株主への社会的責任はもちろん、従業員一人ひとりにも
ハラスメントだ、働き方改革だと配慮が求められる。
集団優先、滅私奉公で経済成長時代を生きた昭和世代にとっては
まさにタイムスリップしたかのような激変である」とコメント。
「この、昭和の時代に置いて行かれた感を笑い飛ばしてくれたのが
金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』。昭和の主人公が令和の社会で
堂々と昭和のルール、人の道の原理原則を貫いて令和のルールに
疑問符を投げかけながらも、対話することで物事を解決して
いく道を探る。時代がいつであれ、不適切なことは不適切なのだと
教えてくれる」とし、「10月に行われた衆議院選挙、
自民党の選挙公約が“ルールを守る”。国権の最高機関で法律を
制定するセンセイ方の公約がこれ。不適切にもほどがありませんか?」
と“皮肉”で締めくくった。
トップ10は以下の通り(順位なし、並びは五十音順)
◆裏金問題
◆界隈
◆初老ジャパン
◆新紙幣
◆50-50
◆ふてほど【年間大賞】
◆Bling-Bang-Bang-Born
◆ホワイト案件
◆名言が残せなかった
◆もうええでしょう
【引用元:スポニチアネックス】
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2732b1d730dbcf3b28ea6dadb610a923896c5ee
「ホワイト案件」「もうええでしょう」
ちょっと笑いました。
「ふてほど」が年間対象とのことで
驚いております。
これにより「不適切にもほどがある!」を観る方が
しばらくの間は増えそうですね。
大賞おめでとうございます。
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