インボイス制度は「地獄の選択」

声優業界が大反対!3割が廃業検討で危機

 10月より始まるインボイス制度の中止・延期を求める著名人や
有識者たちが4日、衆議院第一議員会館にて緊急提言記者会見を開催した。

 インボイス制度開始1ヶ月を切った同日、著名人・有識者100人と
一般市民2000人が賛同する緊急提言の申し入れを各政党、
関係省庁、財務大臣へ要請。
財務省・国税庁・公正取引委員会に30万筆超えの反対著名を提出した。

 この日、登壇したのはアニメ『SPY×FAMILY』シルヴィア役などで
知られる声優・甲斐田裕子。『S.W.A.T.』シリーズ主人公役の咲野俊介、
『機動戦士Zガンダム』エマ・シーン役の岡本麻弥とともに、
インボイス制度を反対する有志グループ「VOICTION」の共同代表を務めており、
ORICON NEWSの取材に以前、「インボイス制度は、消費税に関する新しい制度です。
簡単にいうと民間での税金の押し付け合いです。フリーランスや小規模事業者である
消費税免税事業者に仕事を依頼していた企業側が、相手が課税事業者になって
くれないと納める消費税額が増えてしまうんです」と説明していた。

 声優業界に与える影響として「そのため、これまで消費税を納めなくて
よかった免税事業者たちが、課税事業者になることを迫られる場面が至るところで
起こってしまいます。その影響で、声優やエンタメ業界だけでなく農家さんや
一人親方、デザイナー、ライター、漫画家、アシスタント、ヨガインストラクター
…その他ありとあらゆる分野で廃業するかもしれない人が多数出てしまうのです」
と訴えてきた。

 インボイス問題検討・超党派議員連盟の末松義規会長が、財務大臣へ渡した
要望書には、インボイス制度はさまざまな問題があるとし「国民経済に大きな
混乱を招く懸念がある」と指摘しつつ、「免税事業者が取引から排除され、
廃業につながる懸念がある」ことを伝えた。

 今回、会見で甲斐田は、「弱い立場にある免税事業者は、課税事業者への
転換を迫られ、従った場合は重い納税と事務負担が発生する。
免税事業者のままでいた場合、取引からの排除、もしくは値下げを
強要される可能性がある。免税事業者にとってはどちらを選んでも
“地獄の選択”となるゆえ、『インボイスを機に廃業を考える』と答えた事業者は、
アニメ・漫画などのエンタメ業界で2~3割、建設業界では1割にのぼった」
と説明した。

 また、記者会見ではインボイス制度の中止・延期を求める賛同人も発表し、
声優業界からは阿部敦、岩田光央、緒方恵美、小野大輔らの名前が明かされた。
【引用元:ORICON NEWS】
https://news.yahoo.co.jp/articles/70fdd17e7da7666e575717db5cc0c2b0da33900a

個人事業主にとっては本当に厳しい制度となります。
制度執行を決めるまでにこのような事態は安易に
想定できたはずです。それでも施行するのは「廃業すればいい」
と国が判断したに違いありません。
個人事業主を守ったうえでの運用はできるはずです。
今からでも遅くないので最善策の対応を切に願います。
世の中に必要な個人事業主さんは沢山います。
その芽を摘むことが無いようにお願いしたいです。

contact.jgp

福岡県【筑豊エリア】【北九州エリア】
飯塚市/田川市/嘉麻市/嘉穂郡/直方市/鞍手郡で
物流加工・発送代行・配送代行・商品保管(坪貸し)
・物流倉庫アウトソーシング(委託)をお探しなら
株式会社TransportWunder(トランスポートヴンダー)へ
ご依頼ください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA