高速SAからあふれ出し、トラックの路肩駐車が常態化
高速道路のサービスエリア(SA)で、満車のため出入り口の
路肩に駐車するトラックが後を絶たない。駐車禁止エリアだが、
静岡県内ではこれが原因とみられる死亡事故も発生。
高速道路会社は路肩駐車の解消を目指し、大型車用駐車
スペースの一部を最大1時間の利用に制限して、回転率を
上げる実証実験を始める。東名高速道路上り線・足柄SAで
21日にスタートし、全国計11か所で実施する。
(静岡支局 中島和哉)
17日午後11時頃の新東名高速下り線・浜松SA。
大型車148台を収容する駐車場は満車状態で、あふれた
トラックが出入り口の路肩に並んで駐車していた。
トラックは路肩からはみ出し、その横をトラックが
慎重に通っていた。
路肩に駐車中のトラック運転手は「邪魔だとは思うが、
いつも満車で路肩に止めるしかない」と漏らす。
ただ、路肩の違法駐車は死亡事故を誘発する危険がある。
今年8月、足柄SAに入ろうとしたトラックが、路肩に
駐車していたトラックに追突し、走行車の運転手が死亡した。
静岡県警は、違法駐車が死亡事故につながったとみて、
駐車していたトラック運転手を道路交通法違反(駐車禁止)の
疑いで調べている。今年2月にも浜松SA出口で同様の
事故があり、追突したトラックに乗っていた2人が死亡した。
県警はパトロールを強化しているが、県警幹部は
「警察がいなくなれば、すぐ元に戻るのでいたちごっこだ」
と対応の難しさを打ち明ける。
路肩駐車につながる大型車のSA利用が多い背景には、
運送業界の事情がある。平日午前0~4時にETC
(自動料金収受システム)を通過する車両は高速料金が
3割引きになるため、適用を受けようと目的地に近い
SAなどで待機する車両が多い。
また、愛知県内の会社に勤務する10トントラックの運転手は
「納品先への到着時間が指定されていて、SAで時間調整
せざるを得ない」と話す。厚生労働省が、トラック運転手に
4時間ごとに30分以上の休息を求めていることも要因とされる。
東日本、中日本、西日本の高速道路3社は、大型車用の
駐車スペースを増やしたり、2台分の普通車用スペースを
大型車と兼用させたりする対策を打ってきたが、
改善には至っていない。
足柄SAで行う実証実験では、兼用も含めて約350台分の
大型車用駐車スペースのうち、39台分を「短時間駐車場」
として、看板や路面表示によって時間内の利用を求める。
中日本高速道路の担当者は「回転率を上げることで、
危険な違法駐車を解消するとともに多くのドライバーの
休憩機会を確保したい」と話している。
【引用元:讀賣新聞オンライン】
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fc3cb4f00e0bafa0da49a589a02d8ac8edb4186
死亡事故が発生したりしていますので
大至急で改善が必要です。
まずは事故を発生させないために
ドライバーの皆様は危険な場所の
駐車は避けてください。
ちょっとした自分都合で大変なことになります。
言い訳をいくらしても事故が発生したら
アウトです。
最低限のマナー及び法律は守りましょう。

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